
世間で言われる4年生の壁。
私も息子が小学3年生にあがってから意識するようになりました。
小学1年生はひらがなやカタカナが書けるようになる。漢字も画数の少ない。算数も数字が書けるようになる。数がかぞえられるようになる。計算も一桁の足し算引き算。
小学2年生は簡単な物語を読む。漢字もまだ簡単で、算数は掛け算ができればと九九の繰り返し。
小学1、2年生はまだ集中力が長く続かないので楽しく勉強ができればいいかな。くらいに思ってました。
小学3年生になるといっきに勉強の難易度があがりました。ついていけるのか?勉強が嫌いにならないか?少しづつ不安になってきました。
小学3年生の息子は決められた量の勉強をやらずYouTube動画やゲームをし、「勉強をやったよ」とウソをつくようになりました。
親としては叱るとか怒るとかよりも「勉強につまづいているのではないか?」「勉強を楽しく思えるにはどうしたらいいか?」と悩みました。
- ウソはよくないこと
- 約束した勉強をやってなかったらYouTube動画もゲームもさせないよとルールをつくってみた
- やることをやってから、自分のやりたいことをやること
たくさん話してきました。いくら話しても勉強が嫌いでやる気にならないので小学4年生になったらどうしよう…と悩んでいました。
そこですがる気持ちで12年間塾の人気講師をされている方に相談をしてみました。
この記事はこんな方に読んでほしいです。
- 子どもが勉強しなくて困ってる
- 子どもに勉強を楽しくやってほしい
- 勉強ができる!を経験させて自信になってほしい
- 達成する経験をたくさんさせて自尊心を高めたい
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1.塾講師12年歴のベテラン人気講師に相談してみた
勉強を押し付けてやらせるのではなくて楽しく自分から進んでやるようになるにはどうすればいいのか本気で悩んでいたので、塾の講師を12年間されている『かずらびさん(@kazu_labi)』に相談してみました。
するとかずらびさんから素敵なアドバイスをいただきました。
このアドバイスを実際にやってみることにしました。

2.アドバイスをもとにやってみた2つのこと
- 1学年前のドリルをやる
- 計算パズルのようなドリルをやる
1学年前のドリルをやる
息子は新しく学ぶ勉強が難しいとすぐに投げ出してしまうんです。
- できないと解き終わるまでに時間がかかり学習時間が長引く
- 学習時間が長引くと集中力が続かない
- できない→理解できない→僕は勉強ができないと思ってしまうループにはまる
このマイナスループから抜け出すために、かずらびさんのアドバイスの【1学年下の小学3年生】のドリルをやらせることにしました。
その目的は4つです。
- 解ける!経験を増やす
- ドリルを最後までやり遂げる達成感を体験する
- 解くことが楽しいという感覚にしていく
- 問題の正解数を増やすことで「できた!」の数を増やして自信に変えていく
本屋さんで【影山ドリル初級算数 小学3年生】を購入しました。

初級は簡単なようで、スラスラ解けています。
「簡単すぎるー!」と解けるのが当たり前でしょって感じで解いているので今までと違いページがたくさん進むのが楽しいようです。
解けるから→やろうかな→解けた→嬉しい
のいいループを作り出せるようになりました。おかげで勉強が楽しいみたいです。
初級が終わったら上級にチャレンジしたいと思います。
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陰山ドリル上級算数小学4年生
推理ドリルでやる気度アップ
パズル系のドリルを書店で探してみました。とっても面白そうなドリルを見つけました。
【マンガで楽しくチャレンジ!東大パズルドリル】

\謎解きパズルドリルで机に向かう習慣がつく!/
マンガで楽しくチャレンジ! 東大パズルドリル
思考力や想像力をつけられるドリル
あの勉強嫌いの息子が3日間でドリルをやってしまいました。
内容が簡単なドリルではありません。計算ドリルのような単純作業ではなくいろいろな楽しめる仕組みがたくさんあるドリルで、思考力や想像力をかきたてられるドリルです。
例えば

各章に入る前にマンガでストーリーを読んで進んでいきます。
そのストーリーをたどっていって解く問題が「謎解き」をしている感覚で進めていくことがでいました。
こんな謎解きがありました。

目指す数が・・・『9』
使える石が・・・3個
数字の下に石をはめ込んでいきます。
- 使える石=3つの数字を使う
- 3つの数を足して『9』になるようにする
レベル1~レベル5まであってレベル5になるとすぐに解くことはできませんが、楽しく考えることができるので集中が途切れることがありませんでした。
また、こんな謎解きも。

りんごを10個集めながら、毒蛇のいることこは3びきまで通れる。
矢印を進みながら『りんご』の個数を計算して、毒蛇は3びきまでと考えながら解いていきます。
計算力と思考力をつけることができる問題でした。
まだまだ、推理問題はたくさんありました。
例えば『ことば推理問題』。
ねこ・はと・ます・さめ・うし を文章の中に当てはめる問題。
『生き物』に思えてしまう問題をいかに文章にしていくのか。
これを考えるのが謎解きをしてる感覚でたのしく解いていくことができます。

『あなた(は/と)(うし)ょの成績をお(さめ)ましたので、これを賞し(ます)』
ことばをただ当てはめるだけではなくて、どこで区切る?本当の意味は?と頭を使って考えることができる問題でした。
計算やことばの謎解きだけではなく図形問題も謎解きとしてあるのがとても魅力的でした。

まとめ
塾講師12年歴のベテラン人気講師のアドバイスをもとにやってみた結果、息子の勉強に向かう姿勢が前向きになってきました。
「やりなさい」と強制することはできるし、勉強の量も親が決めることができるけれど、子ども自身が「やらされてる」という意識ではいずれ勉強が大嫌いになってしまうと思っていました。
自分から「やろう」と思える環境づくりと「楽しめる」仕掛けづくりをこれからも心掛けていきたいです。
- 解けなかった問題を解く楽しさ
- 1冊のドリルを終わらせる達成感
- 「できた」の成功体験で自信をつける
勉強はいい学校に行くためだけのツールではなくて人生の土台となるものだという思いで取り組んでいこうと思いました。